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  • 南乃さざん

ようこそ新たなデッサン人形君

ここを初めて訪れている方は分からないと思うんですが、実は私漫画家なんですよ。

なので、一般的に娯楽として売買されてる可動フィギュアにも、別の目的を持って購入したりします。いわゆるデッサン人形としての活用ですね。


飾ったり遊んだりする用のフィギュア蒐集熱は大分前に冷めたのですが、デッサン人形購入欲はいまだ健在。今まで集めた人形だけでもこんだけあります。





「一個でよくね…?」って声も聞こえてきそうですが、そうじゃあないんです。皆それぞれ良い所があって、悪い所もあるんです。まるで人間のようだぁ…。

左の方のシームレスボディの人形たちは筋肉のおおまかな配置の確認や、関節を曲げた時の筋肉の歪み方のサンプルとして用いる事が多いです。真ん中のfigmaアーキタイプくんはずっと前線で活躍してきた戦士で、動かしやすいサイズ感と優秀な可動域で私を長年助けてきてくれました。

しかし彼らだけで完璧に仕事をこなせるわけではなく、痒い所に手が届かない…といった時もしばしば。そんな時、先日作業通話していた際に同業者のヨイコノttさんに教えてもらったフィギュアがありまして、話を聞いているうちに欲しくなり即アマゾン!してしまいました。そうして届いた新たな仲間がコチラ。





1/12 東亜重工製第四次生産 合成人間くんです!!

このフィギュア、BLAME!やシドニアの騎士の原作者である弐瓶勉先生がデザインされたものだそうで、名前にも例の企業「東亜重工」が明記されてます。デッサン人形という観点を抜いても、そのSFチックなビジュアルがカッコイイ。

上記の写真のふてぶてしいポーズでもわかるように、かなり可動域が広く細かい仕草をとらせる事ができます。サイズもfigmaくんよりも一回り大きい程度で、扱いやすくて便利。





figmaくんと比べて肋骨下や腕の可動個所が多く、ねじりの表現もワンランク上のものができます。肘や膝の関節もジョイントパーツがむき出しになっておらず、独立したパーツを追加して覆っているのでデッサンをとり易くなっています。こういった細やかなこだわりが嬉しい。





なにより私が助かったのはこの首の可動ですね。私はどうも首周りを描くのが苦手でして、原稿を進める度に「どうなってんだこの首…」と自分の絵に疑問を持つこともしばしばです。

それがこの合成人間くんがやってきてくれたおかげで、今はだいぶ首回りストレスフリーになっております。ポーズ毎にちゃんと首が根元から動いてくれると、違和感なく絵に落とし込めます。首をねじったときの首筋から鎖骨までの流れなども、前に比べて随分わかりやすくなりました。figmaくんはこの首の可動ができないという弱点を抱えていまして、彼を参考にしても上手くいかない事が多かったのです。シームレスの筋肉くんたちはそもそも頭が付いてないから参考にしづらいし…この両者の弱点を一気に解決してくれたのが合成人間くんでした。教えてくれたヨイコノさんにはマジ感謝。





このように正座までできちゃう。その上自立もできるし、安定感が凄いです。久々にフィギュアの類を買いましたが、これは良い買い物でしたね。単純に人形としてかっこよく、しかも仕事の役に立つ。一石二鳥とはまさにこの事。噂では合成人間女性バージョンも開発中との事ですので、そちらも首を長く、可動させつつ待ちたい所です。



……さて、そうなると今まで前線で活躍してきたfigmaくんはどうなるのでしょうか。「僕はもう…お払い箱ですか…?」とパーツのない顔で悲壮感漂わせつつ訊ねてきそうですが、もちろんそんな事はございません。君にはまた別の仕事ができたんだ。これからもどんどん活躍してもらいますよ…。






合成人間くんのお相手…女の子としてなぁ!!


サイズが近い上に丁度男女ぐらいの身長差があるんで、セックスポーズとらせるのに丁度いいんですよね。figmaくんちゃんが軽いせいか、駅弁やらせても合成人間くんは自立できるし。幸いなことに二人の相性は抜群のようですので、今後も仲良くやっていってほしいものです。

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