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失楽天掲載!「私は寝てるだけ」&今年最後のご挨拶

公私ともに色々な事があった2020年ですが、その最終月になんとか新作漫画を公開する事が出来ました。一時期は漫画執筆自体が危うくなった事もありましたが、早めに回復して漫画作りを再開できたのがとても嬉しいです。

今年の大トリを飾るのは人妻モノ。奇しくも今年一発目の漫画「くじむちゅー」と同じ舞台でのお話になります。来年に出る単行本にも両方収録されているので、読んだ皆さんは「ダメだこのエロコンビニ…早く何とかしないと…」と思うに違いありません。


ヒロインの流川葉子(るかわようこ)さん。

名前の通り少し流されやすい性格をしてます。

この糸目が今回のお話のキー。


あらすじとしては、育児に疲れて若干睡眠不足な流川さんに、コンビニの店長が仮眠してくるように勧めます。店長の善意を受け取って事務所のソファで横になる流川さん…そんな寝姿を見て、店長は辛抱たまらず手を出してしまいます。いわゆる睡姦モノの導入なわけなんですが、問題は結構最初の方で流川さんが起きちゃうこと。流川さんは糸目で目が開いてるか分かりづらいので、彼女が起きてても店長は気づかないまま。彼は行為を続けてしまいますが、果たして流川さんは店長を止めるのか、それとも…?というのが今回のザックリとしたお話。

いきなり裏話になりますが、私この話を作るまでに「人妻モノ」というジャンルを正確に理解してなかったんですね。エロ漫画描き始めてもう5年ぐらいになるのに、まさかの知識欠落。担当さんに指摘されなきゃ一生気づかなかったでしょう。

だからこのお話も、ネーム初期では普通の夫婦同士の睡姦モノとして作ってました。人妻モノをテーマに作ろう、と話し合ってただけに、出来上がってきたネームを見て担当さんもビックリしたんでしょう。「さざんさん、これ人妻モノじゃねぇっす…夫婦和姦っす」と申し訳なさそうに突っ込まれてしまいました。夫婦の奥さんも人妻には違いないんですが、人様の奥様と夫以外が致すのが人妻モノ…似ているようで全く異なる。南乃さざんはまた一つ賢くなりました。


コンビニの狭い事務所の中にわざわざソファを置く店長。

店員から不満が出ても不思議じゃないですが、有効利用してる店員もいるはずです。

主にプリン頭の女店員。


今回のお話の主軸の一つに睡姦があるわけですが、最初このプレイを提案した時、担当さんに難色を示されたんですよね。「眠っている女性相手だと、反応や表情が少なくてエロを描くのは難しい」という、ごもっともな意見を言われまして。こと私という作家がパワーでごり押すような作風なだけに、相性が悪いのではないかと心配されたのかもしれません。

そこで「糸目」です。もともとデザイン面では糸目の人妻キャラ描きましょう、と仮決めしていたので、これに睡姦を合わせたらどうか?となったのです。

「睡姦を始めるんだけど奥さんは起きちゃう。けど糸目だから起きてるとバレない。奥さんは止めなきゃと思うけど、快感に負けちゃってそのまま寝たフリをしてズルズルと…脳内での葛藤とか心理描写が作れる分、純粋な睡姦よりも反応が多くて描きやすくなるんじゃ?」と再提案。

それならいけそう、という事で意気投合。そうしてこの「なんちゃって睡姦漫画」に行きつきました。正直馬乗りパイズリとかしてる時点で、人間絶対起きますからね。「相手は起きてるし、受け入れてるから成立してる」って言い訳が出来るから、睡姦モノだけど激しいプレイも描いちゃえ!と振り切れました。そもそも南乃さざんにソフトタッチな表現ばかり描く堪え性がない。仕方ないね。

こうなってくると「これは睡姦モノなのか?」と疑問に思われる声もあがるかとは思います。純粋な睡姦を望んでた方にはゴメンナサイするしかないですが、個人的には漫画漫画してる内容で気に入っています。店長は睡姦がバレてないと思ってますし、流川さんが黙ってる限り店長との関係も深まりません。一時の気の迷い…として読後感もスッキリしてるんじゃないかなと思います。人によってはこのまま不倫関係までズブズブいく所を描くんでしょうが、私は「漫画の中でぐらい世の夫婦仲が良くあってくれ」と願ってしまうので、家庭に歪みを持ち込む描写はしたくありません。NTR系は描ける作家さんに任せます。


ゲスト出演する金の亡者とそのカモ。

どうせなら前に描いたコンビニを舞台にしましょうと担当さんに提案され

オチにこの二人を持ってくることに。良い締めをしてくれたと思います。


とまぁ先述の理由の通り、私はNTRモノは読む事は出来ても自ら描くほど好きではないので、それに近いジャンルも描いた事は無かったのです。ですがこういう浮気的なお話を一度描いた事で、描く側の楽しさも少し理解できましたね。「人の奥さんに手を出すなんて」「自分には夫がいるのに」という二者のモラルのせめぎ合いは、改めてエロいもんなんだなと筆を通して分かりましたし、人妻ジャンルが人気だという事も肌で感じる事が出来ました。また機会があるようであれば、登場キャラが悲惨な末路を辿らない程度に、一度限りの冒険のような浮気モノを描いてみたい所です。


さて最後は、今年一年締めのご挨拶をば。

2020年は大きな変革の年であったと思います。国家間レベルでの人の行き来すら難しくなり、民間は殊更にその影響は大きく、多くの人が働き方や生き方を変える必要性に迫られました。私個人はというと「漫画家は一年中家で仕事してるし、あまり変わらんかも…」とか思ってましたが、即売会はじめ数々のイベントが中止し、人に会いづらくなり、娯楽施設への足が遠のき…。日々の刺激から得られるインプットの機会がゴリッと減ってしまったのは、やはり影響大と言わざるを得ません。実家の両親や親戚にも次はいつ会う事が出来るのか…なんともモヤリとした気分です。

そんな引きこもり生活の中でせめて健康でいようと、筋トレを更に頑張っていたら肘と膝を負傷したり。結構詰め込んだスケジュールで漫画描いてたら、その疲れからか顔面が麻痺したり。流行り病とは関係ない所で身体ぶっ壊しまくってた一年でもありました。年齢も30半ばを過ぎたいう事もあるでしょうが…来年はせめて穏やかに過ごせるよう、健康面にはさらに注意していきたい所です。


こう列挙すると悪い事ばっかりになりますが、良い事もありました。

去年単行本を出した際にぶち上げた無謀企画「オンラインサイン会」。141枚のカラーイラスト付きサインを、無事描き上げる事ができました。絶対に完遂させるとは誓ってましたが、まさか1年以上かかる企画になるとは…二度とやりたくないと思いつつも、忘れられない企画となりました。サインを描いている途中経過や、企画完遂の時に頂いたたくさんの応援や労いの声に、何度助けられたかわかりません。これは私が顔面麻痺になってしまった時も同様です。多くの方々が体の心配をして下さり、完治した際にはお祝いの声を数多く頂きました。普段は黙々と一人で仕事をしている日々なだけに、こういったメッセージが本当に励みになります。体を壊した代償として、改めて多くの方々に支えられているのだなと実感できた、良い機会になったと思います。

また変な病になったりしたら元も子もありませんが、そんな事にはならない程度に頑張って、応援してくださる皆様へ新作をお届けし続けたいです。来年からは試しにリクエスト系のサービスも実行予定ですので、それでファンの皆様が楽しめるコンテンツが増やせれば良いなあと思っております。1月末に発売予定の新単行本にもオマケを多数追加していますので、そちらも楽しんで頂ければ幸いです。


長くなりましたが、今年はこれで締めさせていただきます。この一年間、本当に有難うございました。来年は丑年。おっぱい作家としては色々と励みたい所…2021年が皆様にとって良い年になるよう、代表して乳の神様にお祈りいたしましょう。はぁああああああ…!


ちーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちちち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

良いお年を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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